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ただ妄想したかったわけです

ブルーノと星を見たい
いつも通り遅くまで起きていると目を覚ましたブルーノが眠そうな目で「まだ起きてるの?いい加減ちゃんとした生活に戻さなきゃ・・」なんてむにゃむにゃ小言を言ってくるわけ
最もなんだけどね わかったわかったーなんて言いながら流そうと思ったらそうだ今日流星群の日だと気付くわけ
バッとブルーノの方に振り向き 今から星見ない?って提案するとブルーノは予想外の言葉に眠そうな目をパチパチさせて
「星ならいつでも見れるじゃないか」なんて言うんだよ
違うよ 今日は流星群が見られるんだよ 流れ星すごいんだよと少し興奮気味に捲し立てるとブルーノは「流れ星かぁ・・」と呟いてから「ちょっとだけ、だよ?」と笑って頭を撫でてくれるわけ やったね
「でも、見終わったらすぐに寝るんだよ?」     はい

それなりに厚着をして玄関の扉を開ける
途端に冷たい空気が顔に刺さる
うおーさみーと呟きながら外に出るとブルーノも「寒いー」とか言いながら後に続く
深夜前まで空を覆っていた分厚い雲は北東へ去り、頭上には満天の・・とは言わないまでもポツリポツリと星が光っている よかったよかった
「あ、結構見えるね」というブルーノの声にうんうんと頷きちらっと振り向く
吐き出される息が白いね ブルーノマジ冬の妖精
寒いからこうしてよっかと手を握るとじんわりと暖かい 片手だけだけど十分だねうふふ
二人で空を見上げてあれがオリオン座、あれが北斗七星 と 乏しい知識の中から知っている星座を指差す
星を見るたびに何度も言っているので当然ブルーノも知っているので今言った意味は特にない
それでもうんうんとニコニコ微笑んで聞いてくれるブルーノ 優しいね 大好き
なかなか流れないなーと文句をたれると「そんなにすぐには見えないんじゃないかな・・」という笑い声
まぁのんびり待つか 隣にブルーノもいるしねうふふ
繋いでいない方の手が冷えて来たので口の前で手を軽く握り息を吐く
「寒いね」
深夜の静けさもあってブルーノの声がよく聞こえる
それになんだかドキドキしつつ頷くとブルーノがふっとこちらを見やり
「こうした方が暖かいかも」と繋いだ手を放して、後ろからギュッてしてくれるわけだ
確かに暖かいけどなんだかむしろ 熱い 熱いわよ
体の前に回されたブルーノの手をぎゅって握ってね 暖かいって言うとね
「ん、暖かいね・・」なんてね 低い落ち着いた声が頭の上から響いてくる
しばらくその状態で空を見上げているとね突如スーーーーーっと光の筋が空に引かれるわけ
『あっ』
思わず声が揃ってちょっとおかしくなる
ブルーノの腕の中で向きを変えてぎゅっと抱きつき
見た?見た!?と見上げると目を輝かせてこちらを見下ろし「見た!」と答えるブルーノ
やったー!と二人ではしゃぐ
願い事した? 「してない!」 だよね!
次見つけたら願い事しなきゃ!と息巻いて次の流れ星を待つ
途中ブルーノの来ていたコートの中に入り二人羽織り状態にフォルムチェンジ
ブルーノの胸がな ピッタリくっついてな 鼓動の音がよく聞こえるわけ
あれ ブルーノもドキドキしてるの なんてねうふふ余計恥ずかしくなっちゃってねうふふ

そして第二、第三の流れ星を見つけるわけだけどなかなか願い事が言えない
というかあの速さで三回は無理だろと諦めの気持ちが膨らんでくる
ふと、ブルーノはなんて願い事するつもりなの?と聞くと恥ずかしそうに
「そりゃあ、ずっと君と一緒に・・いられたら、いいなぁ・・って」

イヤッホオオオオオオオオウ!!!!!!!!!!!!!!1111111

と、今すぐにでも全裸で走り出したい気持ちをこらえる
舞い上がりすぎて思考停止していたようで、「きっ・・君は?」と慌てたようにブルーノが聞いてくる
ハッと我に帰り そりゃあその ブルーノが幸せになれますようにって とボソボソ答える
するとブルーノは「ふふっ、ありがとう」と頭を撫でてくれるわけ
「君と一緒にいられれば、僕は幸せだよ?」なんて!!!!!言っちゃうわけ!!!!!!!!
ずっと一緒にいるよ!ってね!ブルーノの方を向いて見上げればニッコリ微笑むブルーノ
マジ天使ですねとか思っていたら 頬に添えられる手 近付く二人の距離 触れ合うKUCHIBIRU・・・・・

テッヘヘなんてね お互い照れ隠しに笑いあってね
またしばらく星を眺めるわけ
そうだよね 流れ星に頼らなくてもずっと一緒にいられるしずっと大好きだもんね えへへ
なんてね綺麗にオチたところでね
そろそろ戻ろうかとなってね
マイホームに戻るわけ
部屋に入って明かりをつけた途端眩しさに目を細める
「温かいねー」と生還を喜び合い上着を脱いでいく
「流れ星綺麗だったね!」とブルーノが嬉しそうに言う
誘ってよかったと安堵しつつ また流星群がきたら一緒に見ようねと笑いかける
「うん!」とニッコリ笑ったブルーノの笑顔は照明なんて目じゃないほどに眩しくてな
この人は本当に天使なのではなかろうかなんて思っていると「じゃ、早く寝なきゃね」とベッドに入り布団を捲る天使
「ほら、入った入った」 入る入るぅ
ブルーノの隣に収まると「よくできました」と微笑んで撫でてくれるわけ そして二人で布団に埋もれる
再び暗くなった部屋の中でポツリと
たまには夜更かしも悪くないでしょって言うと
ブルーノは「たまには、ね」と笑って大きな手をこちらの手に重ねてくるわけ
たまにはかぁ なんて言いつつ指を絡ませて おやすみって言うとな
「おやすみ」ってきゅっと手を握ってくれるわけだよ
ブルーノマジ天使だよ次の流星群もそのまた次の流星群も特に何もないときの晴天の空も曇り空も雨の空もずっと一緒に見ようねうふふブルーノ大好きだよ愛してるよブルーノ

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